2019年03月26日

そして涌いてくる

邏榊刀・貼_DSC0576.jpg

タテヨコ企画第36回公演『三人の姉妹たち』
遠いようで近い、近いようで遠い
「東京」と「大阪」の二都市公演 第二弾

全てのステージ終了いたしました。

大阪・東京で関わってくださった皆様に
心より厚く御礼申し上げます!

主宰・横田修が途中から入院してしまい
演出交代となり、演出上の指針は引き継がれ青木柳葉魚が頑張ったとは言え
本当に時間との闘いで、いつも以上に稽古が遅れており
蒼褪めるばかりでしたが、躊躇している場合もなく、
劇団員はじめ、坂口さん、久我さん、岩崎さん、小野寺さんからも精力的に意見を頂きながら
途中、演出の柳葉魚からは呆れられながらも、皆の作品をよくしたい、応えたい、皆と共にありたい
そんな思いで喰らいついて参りました
関係性が上手くとれず、ホームでありながらアウエィにいるような、
取調室で尋問でも受けているかのような負のループの中で自分自身を埋もれさせてしまったのが
特にいたたまれない失敗でした
現状をオープンにして、前に進みたいがために開示していた事が
まるで自分は悪くない、それは出来ない、しないと拒絶を謳っているかのうようにとられていたようです
全くそんなつもりはなく、あくまで前進する為、アプローチの過程で自分の状態を開示したのが足枷になりました

私を客演さんに説明する言葉も、私には違う感覚で説明されているような気持ちでした
でもそんな風にとられても仕方がないので飲み込み過ごすしかありません
そんな戸惑いと居場所の無さに余計要らぬ判断ミスも招くのと
もしかしたらもう皆とこうして関わってはいけないのかもしれないなと思う事もあり
最善を尽くしても自分が存在する事自体が申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまいました
少しずつ、私は普通の人より老いも早くやって来ているような気がしています
縮んでいる、そんな感覚があります
西山くん演じる渡部の火事のシーンでの独白は毎回とても怖くなりました
自分はもう終わっている
それでも生きていかねばならない
その怖さと生きているという現実
生へ飛び込んで
また死にながら生きていくというか

毎ステージ、生きようと私なりに必死にいられたのは、本当に有難い事でした

現実の生活する私も
自己責任、好きなことをしてきた自分のせいだ

命ある限り生きていかねば

そして、どんな事も愉しんでいきたい

そんな気持ちです

公演終えて、色々とやりたい事が涌いてきてきます

ずっと忘れられない老夫婦の死、それをいつか、私なりに作品に出来ないかなぁと

それから、昨年のアーサー・ミラーに続いて今回はチェーホフに因んだ作品という事で

各名作をあらためて読み返し、今後もこうした名作戯曲を読む会を定期的に企てたいと思いました

あとね、他人の中の自己発見というか

メイクやファッションをコーディネートし合うワークショップなんかを遊び感覚でやりたいなと

それって、おじさん、おばさんにも良いと思いませんか

元気で愉しんで自然とつながり合っていける、毎回繋がらなくても

来られる時だけ、来たい時だけ、そんな楽しみ方が出来るのも良いと思うのです

今回のタテヨコ企画を観て、ターニングポイントだとか
円熟期だ、劇団としてノリに乗っているとか
チェーホフ名作オマージュにせず潔く新作としろとか
色々と賛否両論含めご意見、ご感想嬉しかったです

はい、タテヨコ企画は変わらないところと変わっていくところと当たり前ですが両方ですね

思いやりいっぱいの心の広さ、優しさ、明るさ、気丈さ、奥ゆかしさ、素敵な客演さんとスタッフ、

タテヨコ企画の面々に心の底からリスペクト、感謝です。

そしてご来場の皆様、ありがとうございました。
posted by asa at 15:52| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: